日々の業務を市販の表計算ソフトで管理していましたが、数年前にNBSを導入し活用しています。表計算ソフトによる管理では自分で容易に管理ができる、費用対効果が高いなどメリットもあるのですが、業務効率や数値の見える化を考えた時に、手作業でデータを調べ、拾っていく作業に限界を感じていました。

そこで、以前勤めていた会社で利用していたNBSを導入することになりました。操作が容易で、表現も分かりやすく必要なデータを取り出すためのスピードが速くなりました。データから見えてくるものを活用し、意思決定のスピードが格段に上がったように感じます。

事業の経費の中で人件費は大きなウェイトをしめています。少ない人数で効率的に事業を回していくには、作業の効率化とそれによりできた時間を活用し、個々の能力を向上することにあると考えています。

業務の効率化という点で、NBS基幹システムは現状なくてはならないツールとなっています。

業務効率化の観点でシステムを導入しましたが、操作が難解であったり煩雑だと逆効果になってしまいます。 前の会社で使用経験がありましたが担当業務のみでの利用でした。現在は、全ての業務を見なくてはならない立場ですので、より多様なシステムの操作を求められます。 「システムが複雑で難解」、「時間をかけて操作を習得」このようなシステムですと、効率化とスピードアップのための導入効果を得るために多くの時間が必要になってしまいます。

NBSではアパレル専用ということもあり、業務に必要な機能が簡単に使えるように用意されています。専用の帳票も多数用意されているので、日々の業務で見たいデータを簡単に素早く参照することが出来ます。

操作方法や処理手順が不明な場合でもサポート体制がしっかりしているので、問題の解決も容易で迅速です。繋がるまでに時間がかかったり、いろいろな部署へ回されるようなサポートセンターですと、効率が著しく低下しますが、その点も万全で安心して業務を行っていけます。

不透明な時代、大手だからといって安心ということはありません。コロナ禍の影響もあって、大手・中堅はリストラやブランドの廃止も行われています。モノが作られなくなりますので、工場も必要なくなり、さらに作れる環境ではなくなります。消費者も分かっていますので、必要じゃないものは要らない、買わない状況です。アパレルにとっては先行き暗い環境ですが、その中で必要なメーカーにならなくてはいけないと感じえています。

少子化の影響や、個性・多様性が叫ばれている中で、大量消費されるものは大手に集約されていくでしょう。アパレルが今後増えていくのは難しいのではないかと考えています。したがって、様々な分野にアンテナを立てて、マルチに事業を展開していこうと考えています。

スピード感をもったチャレンジをするために、単純な作業はシステムに任せ、人でなくては出来ないことにリソースを集約していく。その為にシステムの発展に期待をするとともに、素早い意思決定と個々の能力を高めていく努力を続けて行こうと考えています。