

トレンドの移り変わりをいち早く捉え、滞留在庫を持たないスピーディーな商品展開を強みにアパレルビジネスを展開されている株式会社ペグ様。 これまでは、その高回転な運用のスタイルゆえに社内のデジタル化・システム化の一歩を踏み出せずにいるという課題を抱えられていました。 今回は、同社が「ゼロからのシステム化」へと舵を切り、東光オーエーシステム(以下東光OA)のアパレル業務システム「NBS」を導入した背景と、それによってもたらされた劇的な業務の進化についてお話を伺いました。
当社は元々、過剰な在庫を抱えずに商品をスピーディーに循環させる独自の運用スタイルをとっておりました。そのため、社内に長く在庫を滞留させない運用が基本であり、これまで本格的なシステム化というものは行われていませんでした。
しかし、システム化がされていないことで、売上や実績の集計・分析を行いたいときに多大な時間と手間がかかってしまうという大きな課題に直面していました。 結果として集計作業そのものに追われてしまい、次のアクションを起こすまでに時間がかかってしまうという状況に陥っていたのです。 さらに、アパレルビジネスにおいて重要となるSKU管理(カラー・サイズごとの詳細な管理)もされていなかったため、どの商品のどのサイズがどれだけ動いているのかを瞬時に把握することが難しい状態だったのです。
こうした課題を解消するためシステム導入を検討していた際、当社の関連会社がすでに東光OAのシステムを活用していたことが大きなきっかけとなりました。 関連会社での実績と信頼、そしてアパレル業務に特化した機能性の高さを間近で見ていたことから、当社でも同じシステムである「NBS」の導入を決定いたしました。
ゼロからのスタートを支えたサポート体制
システム化はまさに「ゼロからのスタート」だったため、導入初期はすべての商品のマスター登録を行う作業が非常に大変でした。 数量がわずか「1」の商品であっても例外なくマスター登録が必要となるため、現場に戸惑いや不安がなかったと言えば嘘になります。 しかし、東光OAのサポート体制が非常に心強く、操作や登録の手順でわからないところがあっても、その都度丁寧に教えてくださったため、安心して立ち上げの壁を乗り越えることができました。
リアルタイムなデータ把握で意思決定を迅速化
こうして構築した基盤をもとに、現在は店頭での売上登録にiPadを利用したPOSレジを採用しています。 このiPad POSレジと基幹システムであるNBSがリアルタイムに連動しているため、各店舗で商品が売れた瞬間に、本社でもその売上データがリアルタイムで正確に把握できるようになりました。 同時に在庫状況もタイムリーに見える化したことで、データに基づいた意思決定のスピードアップと正確さが大幅に向上し、次の商品投入への迅速かつ的確な判断にそのまま生かせるようになっています。
SHOP管理システムの活用による高度な集計分析
さらに、連動したデータを「SHOP管理システム」で一元管理することにより、高度な集計分析が手軽に行える環境が整いました。 これまでは多大な時間と手間をかけていた集計作業が一瞬で完了し、日々、各店舗の売上と在庫の推移を画面上で確認しながら、現場に即した的確な投入判断を下すことが可能となっています。 また、週単位での品番や数量の確認も非常に容易になり、今どの商品が動いているのかといったトレンドや売れ筋の動向を即座につかむことができるなど、売上向上に向けたスピード感と戦略の精度が圧倒的に変わりました。
当社にとって東光OAのサポート体制は、単なる導入時の支援にとどまらず、日々の業務に欠かせない心強い存在となっています。システム化がゼロからのスタートだったこともあり、導入前の丁寧なインストラクション(操作指導)から、導入当初、そして現在の安定運用に至るまで、常に手厚いバックアップに助けられてきました。
実業務の中で「どうしてもわからないところ」や疑問が生じた際にも、サポートに連絡すれば直ちに電話とリモート操作(遠隔支援)で同じ画面を見ながら丁寧に教えていただけるため、現場が迷ったり業務がストップしたりすることがありません。この「困った時はすぐに対応してもらえる」という確かな安心感があるからこそ、スタッフ一同が不安を抱くことなく、日々の業務でシステムを最大限に、かつ安心して活用することができています。
NBSの導入によって、データの可視化とSKU管理という強固な基盤を築くことができました。当社が大切にしている「スピード感のある商売」をさらに高い精度で実現するため、今後はこのリアルタイムデータをより深く分析し、過不足のない最適な在庫管理と、先手先手を打った商品展開に繋げていきたいと考えています。
ゼロからのスタートを支えてくれた東光OAには、今後も現場の心強い相談相手として、私たちのビジネスの成長に寄り添った手厚いサポートを期待しています。