韓国の可愛いスタイルからストリート系まで幅広く取り扱う「高速ターミナル」。オンラインショップ、リアルショップともに、韓国デザインが好きな特に若い世代に非常に人気の高いショップです。その「高速ターミナル」を運営しているPGM Company様は、小売りだけでなく、生産から検品・出荷・代理通関・納品までを低コストと正確な納期で行うことで、業界でも高い評価を得ています。NBSシステムを活用されている同社に東光オーエーシステムとシステム運用の感想を伺いました。
店頭の売上や在庫、本部や倉庫の業務に東光OAのNBSシステムやハンディターミナルを活用しています。
NBSの導入以前に使っていたシステムでは、拠点ごとの連携が取れておらず、本部や店舗などそれぞれの拠点ごとにデータの手入力が必要でした。手作業の割合が大きいことによって、入力ミスが頻発し、そこからくるデータの不整合が度々発生しておりました。
タグ発行についても、バーコードを手打ちしてから発行していたため、同じように入力ミスから間違った内容のタグが発行されてしまうというトラブルも時々ありました。障害が発生すると、それを解消するために手間と時間がかかり、業務の効率が大幅に低くなっていると感じていました。
本部と店舗間のデータのやり取りが決められた時間に行われるバッチ方式であったため、とくに本部が休みの日はデータの不整合が発生していました。手入力からくるミスと合わせて、在庫の誤差が大きくなり問題となっていました。
店頭の業務は1台のレジをつかって行う仕様であったため、会計操作をしている時は、棚卸や在庫の確認などができず、時間がかかる上に、かなりの不便を感じていました。安定性にも問題があり、度々システムの再起動を余儀なくされた記憶があります。
NBSは操作がシンプルで安定しており、使い勝手が非常に高いと感じています。入力したデータの連携がとられているため、二度打ちの必要がなく、操作性の高さからミスも大きく減少しました。面倒に感じていたバーコードタグの発行も、既に登録したデータを呼び出すことで、必要数分のタグを直ぐに出力することができ、作業の短縮が図られています。
店舗では、商品入荷時に入力をしたら即在庫として計上されるため、本部とのデータの不整合や、実棚・帳棚間の差が無くなりました。
新たに導入したハンディターミナル(Rich Handy)によって、いつでも棚卸や在庫照会が可能となったことで、接客品質をはじめ、業務の効率が大幅に向上していると感じます。
ハンディターミナル(Rich Handy)コンパクトな見た目ながら、店舗業務に必要な機能がそろっており、使い勝手の良さを感じています。
これまで、棚卸や在庫照会はレジ端末を使って行っていましたが、導入後はスマホを操作するような感覚で作業を完結できます。バーコードリーダーも内蔵されており、端末の操作は片手で行えるため、棚卸や入荷入力などの作業が効率的に行えます。多機能でありながら、安定した動きでスピードも速く、操作もシンプルでなので、ミスの削減、作業時間の短縮が図れています。
新しいシステムを導入した際は慣れないことも多く、業務に支障をきたすこともあります。当社も導入時には不安もありましたが、運用フォローをしっかり行っていただけたので、大きなトラブルもなく順調に稼働しています。大阪にも支店があり担当者が対応してくれますので、安心感して業務に取り組むことが出来ています。
現在は、NBSシステムのお陰でこれまでの課題が解決された状態です。NBSシステムは機能が豊富で、完全に使いこなせているとは言えない状態です。今後はシステムの理解を深め、より効果の高い活用を目指していきたいと考えております。