デイリーカジュアルに最新アイテムをMIXさせた着こなしを提案する若い女の子に人気の「tiptop」と、30代~40代の女性に向けにナチュラルテイストとジーニングカジュアルをMIXした着こなしを提案する「pocket」。両ブランドを展開する株式会社ティップトップ様に15年以上お使いいただいているNBSについて、日々の使い勝手やこれからの展望についてお話を伺いました。
現在、直営店を30店舗運営しておりますが、全店の売上・在庫を本部で把握できる点でNBSは無くてはならない存在です。店舗数が少なければ、表計算ソフトなどでも管理ができるかと思いますが、規模が大きくなってくるとそういう訳にはいかなくなります。
ショップでは客注の対応や在庫のある他店舗への誘導に正確な他店在庫データが有効です。また本部では日々の売上確認や店舗別/全店のアイテム別の売上ランキング表、販売点数の集計表といったデータをもとに、店舗ごとの傾向にあった精度の高い戦略立案が可能になっています。
多種多様な帳票類が用意されている点も、アパレル専門システムならではと感じています。
さらに決まった切り口のデータ分析だけではなく、ショップのすべてのデータから、さまざまな角度でオリジナルの帳票が作れる「SHOP分析」機能が大変役に立っています。
売上動向の調査から、時期に応じた各店投入ボリュームの計画、在庫バランスの確認など既存データを使い必要な資料を作り出せます。エクセルにコピー&ペーストできるのも手軽に使える要因かと思います。
このSHOP分析とランキング表は使い勝手がよく、システム化による恩恵が特に感じられる処理です。
今後はさらに店舗を増やして行く方向で考えています。その中で、さらにシステムの役割は重要になってくるはずです。
フェイスをはじめとしたさまざまな角度からの詳細な分析、そこからの素早いレスポンスの実現に向けてのシステムの拡充を進めていきたいと考えています。詳細なデータが得られたとしても、使い勝手が悪くなっては意味がありません。今までの使い勝手の良さを継承しつつ、これまで以上のシステムの実現に期待しています。